日本鋳鍛鋼会がまとめた昨年11月の生産統計によると、鋳鋼(鋳放重量)は前年同月比15・8%減の1万トン、鍛鋼(打放重量)は同14・1%減の4万トンと低迷が続いた。前年同月割れは鋳鋼が24カ月連続、鍛鋼が21カ月連続。前月比は鋳鋼が1・8%減、鍛鋼が4・7%減だった。 鋳鋼では土木建設・鉱山機械向けの一部で回復の動きが出始めたが、船舶は依然低...