ドイツアルミ大手のトリメット・アルミニウムは13日、自動車の衝突関連部品用アルミ合金を開発したと発表した。アルミニウム―マグネシウム―シリコンによる新合金「trimet―53」は270メガパスカル以上の強度と10%以上の伸びを持つ合金。圧縮挙動に要求される水準をクリアしており、従来の合金と比べて薄肉化が可能となり軽量化にも寄与できるとしている。