関東地区の鉄スクラップ市況は下げ基調に転じた。 昨年末から徐々に荷動きが改善し、湾岸ヤードで荷受け止めや荷受け制限が拡大。電炉メーカーの入荷は増加傾向となっており、目先も買値引き下げの動きが続きそう。 一方、内航船の船積みは引き続き堅調。また、緊急事態宣言の再発令による市中発生の減少が懸念されるほか、中国の輸入再開もあり、地区需給が急激に緩...