中部地区のニッケル系ステンレス冷薄(冷延鋼板)は、実需不振下で地合いが締まらず、安値寄りで推移。 原料相場の下落を受けて、日鉄ステンレスは昨年末以降、段階的に店売り販価を切り下げた。市中へ安値玉の入荷が進むとともに、海外製品の値下がりも進行。ユーザーの指し値が徐々に厳しくなり、主に輸入製品の価格下落が要因となって先月末までに1万円方軟化した...