溶接鋼管専業メーカー大手4社の2020年3月期決算が出そろった。母材ホットコイル価格を反映した製品値上げで一部販価は上昇したものの、販売数量減をカバーできず全社で減収。利益面でも減益が目立った。下期を中心に土木・建築、自動車向けなど主要分野の実需が低調で、今年の2~3月は新型コロナウイルス感染拡大の影響も。各社が展開する海外事業も地域や業容...