ドイツの鉄鋼・機械メーカー、ティッセン・クルップ(TK)は18日、年商で60億ユーロ(約7千億円)規模の事業譲渡・撤退を柱としたグループの新戦略を発表した。欧州鉄鋼事業はTK内での収益力回復を図りつつ、他社との統合・再編も再検討していく。 撤退を進めるのは厚板やイタリアのステンレス事業、テルニのほか、自動車部品のスプリング&スタビライザー、...