全国厚板シヤリング工業組合がまとめた2019年度(19年4月~20年3月)の鋼板流通調査によると、出荷量は前年度比8・5%減の193万5124トンとなり、3期ぶりに前年度実績を下回った。200万トン台割れも3期ぶり。過去30年間で見ると、最低数量だった2014年度実績(218万6916トン)に次ぐ2番目の低水準。 年間を通じて切板需要は低迷...