電炉小棒メーカー、伊藤製鉄所の20年3月期単独決算は、売上高310億8千万円で前期比5・8%減、営業利益31億3千万円で同約5・5倍、経常利益30億円で同約7・4倍、純利益28億6100万円で同約4・5倍となった。販価上昇と原料価格の下落によりスプレッドが改善。2期連続で黒字を確保した。 通期の棒鋼販売量は前期比で約5%減少。ビレット販売量...