神戸製鋼所が11日発表した20年3月期連結決算は最終損益が680億円の赤字(前期は359億円の黒字)だった。米中貿易摩擦の影響で鉄鋼やアルミ圧延品などの需要が国内外で減少したほか、収益性の低下によりチタン事業用資産や日米のアルミサスペンション製造設備、鋳鍛鋼品の製造設備などの減損損失約500億円を計上したことが響いた。最終赤字は17年3月期...