新型コロナウイルスの感染拡大が収まらず、国内外で鋼材需要の先行き不透明感が拭えない中、鉄鋼メーカー各社が今期(4~6月期)生産計画の修正作業に追われている。平時なら四半期の生産計画を見直すことは少ないが、足元は異常事態。高炉メーカーが週単位で計画を点検するなど、『綱渡り』の状況が続いている。