新型コロナウイルスの感染拡大と原油安が重なり、鉄鋼貿易の海上運賃(フレート)が大きく下落している。東南アジアなどアジア近海向けではトン当たり20ドルを割り込み、昨年から3割ほど値下がりした。海上輸送量が減り「船余り」の様相が強まっている。