電線業界の2020年春季交渉では、6割弱の企業で定期昇給以外についても賃金改善の回答があった。平均額は月670円。組合員数1千人以上の企業では1千円。一方で299人以下の企業では614円となった。産別労組である全日本電線関連産業労働組合連合会(中央執行委員長・岩本潮氏)が加盟する34の労働組合の交渉結果を集計した。 定期昇給など賃金構造維持...