新型コロナウイルスの感染拡大を受け、海外から日本の鉄鋼メーカーに対するブリキの引き合いが増加している。各国で外出の禁止や自粛が相次ぐ中、長期保存できる食品を備蓄する動きが拡大。缶詰容器を生産する製缶メーカーからの要請に対し、鉄鋼メーカーは数量や納期などを慎重に精査し、生産ラインの稼働状況に応じて安定供給に努めていく構えだ。