関東地区で鉄スクラップ市況がジリ安となっている。順調な入荷状況を受け、先週末から電炉メーカーで個別対応を含めた買値引き下げが散発。3日時点でメーカー実勢購入価格(H2)は2万500~1300円と足元で500円下落。湾岸価格(同)も2万500円中心に切り下がった。 欧米のトルコ向け輸出価格など海外市況が大幅に下落する中、日本の主力輸出先である...