北欧の高炉メーカー、SSABは、フィンランドの生産拠点で従業員の一時解雇(レイオフ)に向け交渉を開始したと発表した。新型コロナウイルスの影響で急速に市場環境が悪化しており、役員報酬も減らすなど短期間で年間10億クローナ(約107億円)以上のコスト削減を図る。 レイオフは高炉2基を操業するラーへ製鉄所や鋼管を造るハメーンリンナ工場が主な対象と...