東南アジア鉄鋼協会(SEAISI)によると、2019年の中国から加盟6カ国(インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)向けの鋼材輸出は前年比13%減の1860万トンだった。条鋼類や熱延コイルが減った一方、タイ向けを初めとした表面処理鋼板の増加が目立っており、一様には減少していない状況が浮き彫りになった。 中国の鋼材...