合金鉄最大手の新日本電工は12日、車載用二次電池材料の生産体制を拡充すると発表した。電池材料を製造する妙高工場(新潟県妙高市)で、新たにリチウムイオン電池正極材の生産を開始する。生産するのはハイブリッド車(HV)用電池の正極材で、住友金属鉱山にOEM供給する。妙高工場では、HV用の負極材に使われる水素吸蔵合金(MH)を主に生産している。車載用...