今2019年度の粗鋼生産は9921万トンになる見通しで、09年以来10年ぶりの1億トン割れになりそうだ。今後、少子高齢化・人口減が進み、国内の鋼材需要も漸減していく見通しで、「粗鋼生産1億トン割れ・鋼材内需6千万トン割れ時代」の常態化も予想される。そうした中、日本製鉄が最適生産体制の構築に向けて呉製鉄所の休止など大幅な構造改革を決めた。JF...