名古屋ステンレス流通協会がまとめた1月の店売りステンレス鋼板需給統計によると、在庫は全品種が小幅な増減だったことから、前月水準を1・1%下回る9523トンと微減だった。第4四半期ながら需要に盛り上がりを欠き、大手ユーザー向け、店売り材とも販売数量が伸び悩んでいる。 実需不振に加え、メーカー販価の下落による先安観で当用買い傾向が加速している。...