国土交通省がまとめた新設住宅着工統計によると、東北地区の2019年暦年の新設住宅着工戸数は5万3232戸となり、前年比で8・1%減少した。東日本大震災に伴う住宅再建の一巡や投機的な貸家建設需要の後退などにより、2年連続で5万戸台となった(表参照)。 県別で見ると、岩手を除く5県で減少した。青森は持家、貸家、分譲のすべてで前年を下回った。岩手...