財務省の貿易統計によると、2019年の電気亜鉛めっき鋼板(EG)輸出量は前年比18%減の80万トンとなり、29年ぶりに90万トンを割り込む低水準だった。需要に力強さを欠く中、韓国や中国ミルとの競合は依然として激しく、20年も厳しい輸出環境が続きそうだ。 19年のEG輸出は、最大の向け先である中国が15%減の29万トン、香港向けが44%減の6...