全国ステンレスコイルセンター工業会(JSCA)統計によると、2019暦年のステンレス鋼板販売量は前年比2・3%減の70万1千トン、加工量は同5・5%減の108万5千トンでいずれも4年ぶりに減少した。販売量が70万トンを超えたのは3年連続で、過去10年間で3番目に高い水準だが、需要堅調だった17、18年には届かなかった。 ニッケル系冷延は同5...