業界団体の賀詞交歓会もそろそろピークを過ぎた頃。今年の新年の挨拶は、五輪後の景況感や国内外の災害や政変の地政学的要因など総じて明るい話題が少ないように感じる。確かに足元の鋼材流通マーケットは不透明感が漂っているが、一方で今年後半からは着工がずれ込んでいたような土木、建築案件が動き始めるという期待の声も一部に上がっている。来る実需好転時のため...