東京製鉄は20日、2月契約の鋼材販売価格を全品種で前月比据え置くと発表した。全品種据え置きは4カ月連続。海外市況は昨年末から緩やかな上昇が続いており、旧正月明けにはさらなる上昇が見込まれる。一方、国内の建設需要は底堅いが足元は首都圏の大型再開発などが端境期にあり、荷動きが一服。メーカーを取り巻くコスト高の要因は多いが、年明けの実商いが始まった...