ステンレス協会の2019年11月の鋼板受注統計によると、ステンレス鋼板受注量(鋼材製造用含む)は前年同月比6・2%減の14万トンだった。国内向けは11・4%減の9万2千トン、輸出は8・7%増の4万3千トン。内需はまだら模様で、堅調な分野と低調な分野でやや落差が大きいようだ。 例外的な月を除けば、18年6月以降は前年同月割れが続いている。前月...