今19年度の国内造船向け厚板需要は当初見通しよりも下振れとなり、300万トン台半ばになる見通し。下期は160万トン程度に落ち込みそうだ。 造船メーカー各社の受注残は平均で1・8年。「2年を切ると造船不況になる」と言われるが、業界全体ではすでにそうした危険ゾーンに突入。造船メーカーではピッチダウンの動きが広まっている。 当初は、19年の秋以降...