大学卒業後は日鉄商事(現日鉄物産)に入社。5年半後に兼松江商(現兼松)へ移り、インドネシア駐在や特殊鋼、原料貿易などを担当した。1990年代にはアジア通貨危機を背景に、アジアの合弁3社の撤退業務を主導。「会社も痛手を負い自分もつらかったが、この時の経験が他社との協業を考えるベースになった」と振り返る。 現職就任は10年前。「建材ユーザーによ...