建設用鋼材需要は東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年を一つの転換点として語られることが多い。その「五輪イヤー」をついに迎えた。19年度の国内鉄骨需要は500万トン割れの水準となる見通しが強まっており、高炉筋は「高力ボルト問題の影響もあったが、最大の要因は米中貿易摩擦により製造業の設備投資が落ちたことにある」と分析。工場の着...