仕事では常に「世のため、人のためになるか」と自分に問い掛けてきた。「60歳は第2の青春の到来。お世話になった家族や会社、取引先の皆さまに恩返しする日々を過ごしたい」。 「人を相手にする商売を」との思いから鉄鋼流通の世界へ飛び込んだ。建材薄板を主軸に、高炉との差別化商品の用途開発、鋼管部門の立ち上げ、ゼネコン向けの内外装請負など新規事業に挑ん...