鉄スクラップは先週13日と18日に各500円、計1千円下押し続落となった。東京製鉄の下げに地場各社が追随したもので、問屋持込み価格は1万8500円となっている。  輸出価格は軟化しているが、原料炭高騰を背景に高炉の市中購入拡大が計画されるなど需給が急速に緩む可能性は少ない。扱い筋では「調整局面ではあるものの小幅修正にとどまる」との見方が多い...