財務省の通関統計によると、2月における高炭素線材製品の輸入量は、前年同月比4・5%増の1万4239トンだった。品種間で増減の動きが混在するなか、構成比率が高い鋼より線が1桁後半の伸び率を記録し、昨年12月から3カ月連続のプラスとなった。 主な品種別では、鋼より線が7・2%増の4815トン、鋼索が7・3%減の2197トン。単線は全体で6・9%...