電線業界の2019年春季交渉では、約7割のメーカーで賃金改善の回答があった。産別労組の全日本電線関連産業労働組合連合会(全電線、中央執行委員長・岩本潮氏)加盟の34労組のうち、24労組(前回は26労組)が賃金改善の回答を受けた。平均額は862円(同1032円)。 賃金改善で回答した電線メーカーの改善額は組合員数が1千人以上の企業が平均で93...