電線業界では平成の30年間で、景気減速や顧客の海外シフトによる内需減退を背景に、大手メーカー同士の事業提携が加速した。建設用電線・高圧電力ケーブル・巻線など主要品種別に合従連衡が進み、それぞれの勢力図は大きく塗り替わった。電線大手6社体制の枠組みは維持されているが、日立電線が2013年に日立金属と合併。日立金属・電線材料カンパニーとなってい...