新日鉄住金の主な製鉄所別の2016年度の粗鋼生産量が分かった。最も多かったのは大分製鉄所(大分市)の944万トン。伸び率では名古屋製鉄所(愛知県東海市)と和歌山製鉄所(和歌山市)が約1割増と大きかった。 コスト競争力強化を狙いに昨年3月に高炉を3基体制から2基体制に見直した君津製鉄所(千葉県君津市)は8・9%減の807万トンだった。 新日鉄...