薄中板は店売りマーケットにおける末端実需が復調せず、市中の荷動きも盛り上がりを欠いたままの状態が続いている。 旧正月明けとなった2月中旬以降、コイルセンターに寄せられる引き合いは「12月、1月の低調さに比べると、多少ではあるが回復してきた感がある」(首都圏の有力扱い筋)という。アジア相場が盛り返してきた時期と重なり、これによって「先安を警戒...