明日から3月に入り、市中マーケットは年度末環境に入る。首都圏の薄中板市況は、年度いっぱいは現行値圏内を〝踊り場〟の様相だろうというのが大方の見方だ。とはいえ上伸力にも乏しく、品種によっては天井感も漂う。現行値維持が精いっぱいであり、いかに今の販価(相場)を下げずに持続させるか―。辛抱強く踏みとどまることこそが重要なポイントである。末端実需の...