首都圏における鋼板類市況が現行値圏内を〝踊り場〟状態で推移している。店売りマーケットにおける末端実需がいまひとつ盛り上がりに欠ける中で一般材(汎用品)に関しては「欲しいモノは探せば調達できる」状態にあるため買い手は焦らず当用買いに徹している。このため売り手は「上げたいのに上げられない」というジレンマに苛まれているのが実情だ。ここにきて中国熱...