ステンレスメーカー4社の18年4~12月期連結決算が出そろった。前年同期は「原料コスト変動と製品価格変動のタイムラグによる〝実力以上の利益〟」が生じたが、当期はこの効果が消えマージンが縮小したことで、3社が減益。日本冶金工業は前年同期の火災影響がなくなったため大幅増益となった。 新日鉄住金ステンレス 経常利益は26億円減。前年同期は「原料コ...