全国ステンレスコイルセンター工業会統計によると、昨年12月のステンレス鋼板販売量は前年同月比6・5%減の5万8千トン、加工量は8・3%減の9万2千トンに低下した。鋼種別に明暗が大きく分かれ、クロム系が好調を持続した一方で、ニッケル系は低調ぶりに拍車が掛かった。 品種別販売ではニッケル系冷延は10・5%減の2万8千トン、クロム系冷延は0・5%...