5人に1人が65歳以上という超高齢社会の日本で、社会問題となりつつあるのが介護離職。総務省の2017年調査では全国で9万9千人が介護を理由に職場を離れた。多くは40~50歳代の働き盛り。人手不足に悩む企業にとっては深刻な事態だ▼専門家の多くが「介護離職にはデメリットが多い」と指摘する。本人にとっては収入減に加え、キャリアの断絶、さらに将来へ...