中部磨棒鋼協同組合は組合員各社の18暦年分の生産、出荷実績をまとめた。それによると、生産は前年水準を1・9%上回り、2年連続で40万トン超の高い水準となった。メインユーザーである自動車向けが一年を通して底堅く推移したほか、建産機や工作機械など非自動車分野も軒並み好調だった。 一方、メーカーの受注制限に伴って母材が不足。実需と比較して生産数量...