東京製鉄は21日、2月契約の鋼材販売価格について全品種で前月比据え置くと発表した。全品種据え置きは2カ月連続。海外市況は旧正月明けに底打ちが期待される。国内需要は堅調で、需給バランスが緩む要因も見当たらない。電極など諸資材のコスト高が継続する見通しのため「価格転嫁は必須だが、国内外の商いの状況を考慮して今回も販価を据え置く」(今村清志常務営業...