日本鉄鋼連盟によると、2017年度の鉄鋼業の二酸化炭素(CO2)排出量は1億8120万トン(エネルギー起源、CO2換算、低炭素社会実行計画ベース)となった。基準年となる05年に比べ3・8%減少した。 鉄鋼連盟の低炭素社会実行計画はBAU方式を採用している。同方式は、現行の技術水準をベースに全く対策を実施しない場合の排出量をBAU排出量と定義...