――まずは昨年の状況を振り返って。 「リーマンショック以来停滞していた市場は拡大局面に入り、業界は活気づいている。条製品では青銅条の需要が若干弱含んだが銅条や黄銅条が車載関連で高水準。銅管は主力の空調向けが猛暑もあり引き続き好調で、黄銅棒は安定的な水準を保ち、秋の需要期からさらに増加してきた」 「数量増だけでなく市場に変革が起き始めたことも非...