巻線メーカーの礎電線(本社・埼玉県吉川市、社長・田中友則氏)は2019年度内をめどに製造能力を1割増の月間90トンに高める。銅線を細く加工する伸線機や絶縁被覆を定着させる焼付炉を増設。電子機器などで需要が高まっている細物の設備能力を上乗せする。投資金額は数千万円となっている。 同社では増産投資を活発化させており、今年度には焼付炉を更新し設備...