高炉大手3社の2018年の安全成績(速報、鉄鋼部門のみ、協力会社含む)がまとまった。製鉄所内での労働災害の発生件数は前年比7件減の51件、事故による死者数は同3人増の6人だった。発生件数は減少傾向をたどったが、死者数は2年ぶりに増加へ転じ、重篤な災害を未然に防ぐための安全対策に課題があることが改めて浮き彫りになった。各社とも災害の発生状況を踏...