建築鉄骨市場の指標となる国内の鉄骨需要量(換算鉄骨量)は、前年度とほぼ同水準で推移している。国土交通省の建築着工統計から試算した18年度上半期(4~9月)の鉄骨需要量は、前年同期比1・4%減の270万4300トンとわずかに下がった。例年は季節要因で下半期は着工件数が低下する傾向にあるが「今季は完工時期がずらせない案件が多く、いつもの年ほど上...