日本自動車タイヤ協会がまとめた2月におけるタイヤ補強用スチールコードの消費量は、前年同月比0・3%減の1万7225トンだった。小幅ながら落ち込み、昨年6月から9カ月連続のマイナスとなった。タイヤの出荷本数が国内向け、輸出向けとも前年同月を割り込む状況が続き、タイヤコードの消費量も全体で前年同月に1・8%届かない水準にとどまった。