「これからも挑戦の気持ちを忘れないようにしたい」。還暦といっても気負いはない。「動揺することも多いですが、これまで通り平常心を心掛けたい」と話す。 溶接部門を長く歩き、商品開発や海外事業の仕事に携わってきた。1980年代当時の新商品「ステンレス用溶接材料」の開発に若手スタッフとして加わったことが思い出深いと振り返る。 昨年、溶接事業部門長か...