10月の関西地区鉄鋼月間市況は、堅調な需要、供給のタイト化を背景に、条鋼建材品種を中心にジリ高に推移した。 異形棒鋼は、台風21号の被災でベースメーカーを中心に供給がタイト化。納期が1・5カ月から2カ月に延び、ゼネコンや流通は慌てて鋼材の手当てに動いた。相場も上旬、下旬と1千円ずつ上がり、直送ベース=6万8千円とメーカーの目指す7万円以上に...